今日は、なんとも本当に嫌なニュースが流れました。松戸市のベトナム人の女の子が殺害された事件の容疑者が、なんとその子が通っていた保護者会の会長(PTA会長という報道もあり・・・どっち?)だったとのこと。
子どもたちの安全見守りで毎日道路にたっていたその人が!!

それでも、とにかく逮捕されたことで小学校の学区の皆さんはまずはほっとしたことでしょう。逮捕されるまで不安だったに決まっていますから・・・でも、残ったこの後味の悪さ。
亡くなったレェ・ティ・ニャット・リンさんのご冥福をお祈りします。まだ小学校3年生。本当に、本当に、人生はこれからだったのにと思うとやり切れません。

 

1.「不審者」から身を守れ?

不審者を見つけたらすぐに逃げましょう。とは言われるものの。漫画と違って現実世界の不審者は、不審者とわかるような恰好はしていません。

↑ こんなわかりやすい不審者は絶対にいない。

不審者を見分ける標語があります。ご存じですか?それが『はちみつじまん』です。
は・・・はなしかけてくる。
ち・・・ちかづいてくる。
み・・・みつめてくる。
つ・・・ついてくる。
じま・・・じっとまっている。
ん・・・「ん?」と注意。

こういう人が「不審者」だと。この標語が強引だとネットでは賛否両論ありますが、子どもの記憶に少しでも印象付けられるなら悪くない。が、我が家の息子の脳みそには全くインプットされておりませんでした。(教えたのに)

じゃあ、それなら「いかのおすし」は?(警視庁推奨)

いか・・・ついて「いか」ない
の・・・他人の車に「の」らない
お・・・「お」おごえを出す
す・・・「す」ぐにげる
し・・・何かあったらすぐ「し」らせる

これも怪しい。。。でも、何度も教えることで心のどこかにひっかかればよしとします。
防犯も防災も、1回だけじゃ身に付かないですよね。だから常に「訓練」が必要なわけで。
とはいえ、もう少し具体的な何かが欲しいところです。

2.小さな子どもほど目を離してはいけないと言われる根拠

4,6,20mの距離を子どもに体感させるべき、と言うのは、子どもの防犯に詳しい清永賢二先生(教育学者・犯罪学者)です。
詳しくは、リンクを貼りますのでセコムの運営している『子どもの安全ブログ』をぜひ参照していただきたいのですが、犯罪者のパターンとして以下の傾向がどの犯罪においても共通してみられるそうです。
(面識のない加害者が襲いかかる場合)

500m ターゲットを捜す(なんとなくあちこち見渡して『獲物』になりそうな子がいないかを捜す)
200m 見つけたら徐々に距離を詰める。その間に「やろう!」という気持ちが高ぶってくる。
20m  周囲に見とがめられないかを気にしながら距離をさらに詰めて、ここから「襲いかかる準備」をする。ここで犯行意志が固まりさらに距離を詰める。
6m  犯行のやる気が頂点に高まり、一気に襲い掛かる。

つまり、子ども達は20m先になんとなく怪しい動きをする大人を見つけたら警戒しなければならず、6m手前で様子のおかしい大人がやってきたら全力で逃げなければならない。
6mを切ると、逃げ切るのが難しくなるそうです。でも、ランドセルを捨てる(荷物を捨てる)と4mからでも逃げ切れる可能性が高いとのこと。ランドセルは絶対に捨てて走れと教えておくことも大切。
ランドセルをストンと下に落とす練習も日頃からしておくべきですね。(ランドセルには最低限の個人情報しか記載しておけない世の中になりました。住所や電話番号は書くべきじゃないな・・・)

そして、逃げる場合、20mは走り切らないといけない。(なお、地域差はありますが電柱と電柱の間隔は30mとのことなのでそれよりは短い距離ではありますが、電柱から電柱までの間隔は全速力で走ってにげなければならないくらいに思っておいた方がよい)20m走り切って逃げると、犯人はあきらめるのだそうです。
子どもが全速力で走っていて、その後ろを大人が追っかけていたら確かに目立ちますね。人目を引く行動は犯罪者は最も避けたいから諦めるとのこと。

小さい子どもほど、大人に追いかけられて20mを逃げ切るのは難しい。小さな子どもから親は目を離してはいけないというのはここからきているそうです。

子ども達には6mを切って、近づいてくる鼻息の荒い大人をみたら即ダッシュで20mは走り切れるような体力をつけさせておかないといけないということですね・・・(なお、ハイエースなどのワゴン車の全長は5m。それよりさらに1m分の間隔をみておかないといけない・・・この6mを保てるかどうかが結構重要です)

距離感や動きは、実際やってみないとわかりません。週末などを利用してぜひ実地訓練をしてみてはいかがでしょうか?私も息子とやってみようと思います。

*セコムの運営する『子どもの安全ブログ』

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